2024/01/15

HP Slimline 270-p015jp|VT-x 有効化メモ

内容としては汎用性に乏しい BIOS/UEFI 設定のメモです。ある特定の設定がわかりにくかったので、メモとして残します。この設定は、マニュアル(ユーザーガイド)に記載がありません。

中古機(2018年製)HP Slimline 270-p015jp を譲り受けました。下記が主な仕様です。

  • プロセッサー:Intel Core i5-7400
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:1TB HDD
プロセッサーが、Windows 11 の システム要件を満たしていないことがわかります

新しい PC を購入したことで不要になったマシンです。HDD を SSD に換装して、Windows 10 Home をインストールしてみました。そこそこ使えるような印象です。

仮想環境で、ゲストマシン(Guest OS/仮想マシン)が使える性能なのかを試してみようと考えて、VMware Workstation Player をインストールし、その環境に仮想マシン(Debian)をインストールしようとしたところ、❝仮想 Intel VT-x/EPT はこのプラットフォームではサポートされていません❞が表示され、起動に失敗します。

BIOS/UEFI で[仮想化技術(VT-x)]項目を探し、「有効」に設定する必要があります。メーカー製 PC の BIOS/UEFI は簡略化されているためか、どこに分類されているかわかりにくく、VT-x の項目を見つけるまで何度か見直しすることになりました。ユーザーガイドに記載してくれるとよいのですが。

まず、BIOS/UEFI の起動ですが、HP Pavilion Desktop の起動ドライブ変更メモ|BIOS/UEFI 設定 に記載した手順と同じです。PC を起動し hp ロゴが表示されているときに〈 F10 〉を連打すると、「BIOS セットアップユーティリティ」が開始します。


↑ 上部の[セキュリティ]タブに移動し、メニューから[システムのセキュリティ]を選択


↑[仮想化技術(VTx/VTd)]項目が「無効」になっているので、スペースバーを押して「有効」に変え、〈 F10 〉で保存


↑ 上部の[ファイル]タブに移動し、メニューから[変更を保存して終了]を選択

ここまでが設定の操作説明です。しかし、「仮想化技術(VTx/VTd)」がセキュリティの項目に分類されているとは思いませんでした。


参考:今回このシステムではメモリ整合性は「オン」にしています。

メモリ整合性オン20240114


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2023/12/04

serial0 : パラメータ「serial0.fileType」に無効な値|VMware Workstation

タイトルは、警告メッセージの一部です。これは VMware Workstation Pro 17.5 で、Guest OS(Windows 11 と 10 の仮想マシン)を起動すると、そのデスクトップの右下に現れます。

テキストとして下に記します。

serial0 : パラメータ「serial0.fileType」に無効な値「thinprint」が含まれています。仮想デバイス serial0 は切断された状態で起動します。

実質、これらの仮想マシンに操作上の問題はありません・・・ありませんが、気になります。

これは、VMware Workstation 17.0 Pro では発生しなかった警告メッセージです。バージョンを 17.5 に更新したことで発生しています。

どうやら、仮想プリンタ機能が関係していると考えられます。警告メッセージを発する仮想マシンでは、便利なので仮想プリンタ機能を使用しています。

警告を発する仮想マシンの[仮想マシン設定]でハードウェア項目を調べてみます。


↑ プリンタを選択すると、「仮想プリンタのサポートが終了しました。デバイスを削除してください」が表示されます

ハードウェア追加ウィザードを開いてみます。


↑ ハードウェア種類の中に[プリンタ]が見当たりません。バージョン 17.0 までは、存在していたと記憶しているのですが(あいまいです)

ここで、”VMware Workstation 仮想プリンタのサポートが終了”を Google 検索してみましたら、下記がヒットしました。

VMware Workstation 17.5 Player リリース ノート

ここの「製品サポートに関する注意事項」に下記が記載されていました。

仮想プリンタ機能がサポート終了になり、VMware Workstation Player から削除されました

この仮想プリンタ機能は、VMware Workstation Player のみならず、VMware Workstation Pro でも同様にサポートが終了したに違いありません(多分)。

よって、該当する仮想マシンの設定から、仮想プリンタを削除すると警告メッセージが出現しなくなります。仮想マシンをシャットダウンした状態で操作してください。


↑ プリンタを選択して[ 削除(R) ]をクリック

これで、警告メッセージは出現しなくなります。

仮想マシンでプリンタを使うときは、物理マシンと同じようにドライバをインストールして設定することになります。仮想プリンタ機能では、ホストマシンで使用していたプリンタをそのまま仮想マシンでも使えて便利だったのですが、サポート終了とは残念です。


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2023/09/07

VMware Workstation ゲストOS の音がでない

AlmaLinux9 を VMware Workstation 17 Proに Minimal インストールして、デスクトップ環境、Web ブラウザ、ブラウザの日本語表示、の作業を行ってきました。

VMware Workstation のゲストOS として、RHEL クローンの AlmaLinux や Rocky Linux をインストールすると、音がでない現象が発生します。過去の投稿で、解決を試みました。

しかし、上記はあまり良い方法ではなかったようです。ただし、今回の対策も完全とは言い切れません。参考としてご参照ください。

問題の音がでない現象ですが、Settings(設定)にある Sound の項目をみます。Output Device には、 ‘Analog Output – ES1371/…’ が表示されています。


↑ 横にある[ Test ]をクリック

↑ それぞれをクリックすると、カリカリ(?)のようなノイズが辛うじて聞こえる

全く同じ現象ではないのですが、

No sound on virtual machines - VMware Technology Network VMTN

の最後にある回答を参考にしてみました。

'.vmx' ファイルを編集し、sound.virtualDev パラメータを追加、値を hdaudio とします。つまり、'.vmx' ファイルに次の行を追加します。

sound.virtualDev = "hdaudio"

この後、ゲストOS(AlmaLinux9)を再起動して、Settings(設定)を確認します。


↑ Sound の Output Device が ‘Line Out – HD Audio Controller’ に変わる。[ Test ]をクリックしてテストを行う。少しノイズ(音割れ)が入るが、『Front Right』や『Front Left』の音声が聞こえる

残念ながら不完全ですが、対策の参考として投稿します。


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2023/08/25

Proxmox VE のインプレースアップグレード|7 から 8 へ

Upgrade from 7 to 8 - Proxmox VE を参考にして、バージョン7からバージョン8へのインプレースアップグレード(in-place upgrade)を行ってみました。

事前確認

Proxmox VE の状態

Proxmox VE に用意されているチェックリストスクリプトを使って確認します。

# pe7to8

または、

# pve7to8 --full

= SUMMARY =
TOTAL:    28
PASSED:   23
SKIPPED:  5
WARNINGS: 0
FAILURES: 0

という出力が表示されました。警告(WARNINGS)がゼロなので問題なしと判断しました。

空き領域

/dev/mapper/pve-root に 5GB 以上の空き領域が必要ということなので、システムの使用状況を調べてみます。

# df -h

‘Avail’ の項目が、5GB 以上あれば、アップグレード可能です。


↑ このシステムでは、22GB

Proxmox VE のバージョン

7.4-15 以降であることが必要です。下記のコマンドで確認しておきます。

# pveversion

‘pve-manager/7.4-15/a5d2a31e’ と表示されましたので、条件を満たしています。

最新のパッケージへ更新

まず、現状 Proxmox VE 7 の最新状態に更新します。

# apt update
# apt dist-upgrade -y

改めて Proxmox VE のバージョンを調べておきます。

# pveversion

この時点の(アップグレード前)バージョンは、’pve-manager/7.4-16’ になりました。

APT リポジトリの編集

現時点(Proxmox VE 7)のリポジトリを調べておきます。

# cat /etc/apt/sources.list

下記の通りでした。

deb http://ftp.jp.debian.org/debian bullseye main contrib
deb http://ftp.jp.debian.org/debian bullseye-updates main contrib

# security updates
deb http://security.debian.org bullseye-security main contrib
deb http://download.proxmox.com/debian/pve bullseye pve-no-subscription

リポジトリの ‘bullseye’ を ‘bookworm’ に置き換えます。

# sed -i 's/bullseye/bookworm/g' /etc/apt/sources.list

その結果、’/etc/apt/sources.list’ は下記になります。

deb http://ftp.jp.debian.org/debian bookworm main contrib
deb http://ftp.jp.debian.org/debian bookworm-updates main contrib

# security updates
deb http://security.debian.org bookworm-security main contrib
deb http://download.proxmox.com/debian/pve bookworm pve-no-subscription

続いて、/etc/apt/sources.list.d/pve-enterprise.list の内容をみます。

# deb https://enterprise.proxmox.com/debian/pve bullseye pve-enterprise

このようにコメントにされていますが、’bullseye’ を ‘bookworm’ に置き換えておきます。

# sed –i ‘s/bullseye/bookworm/g’ /etc/apt/sources.list.d/pve-enterprise.list

置き換わったことの確認は、省略します。

Proxmox VE 8 および Bookworm へのアップグレード

ここまでの操作で、バージョン8 への準備が完了しました。いよいよアップグレードです。

# apt update
# apt dist-upgrade

この後、いくつかの確認を求められます。


↑ 新バージョンと現行バージョンの差分が表示。最下行の ‘:’ の箇所に ‘q’ を入力して、次に進める


↑ ご使用のキーボードに合わせて選択。この例では、'English (US)' を選択


↑ ‘N’ を入力


↑ 表示の概要は、『特定のライブラリーがアップグレードされたときに再起動が必要なサービスがシステムにインストールされている・・・。このオプションを選択すると、ライブラリーのアップグレードのたびに質問されるのを避けることができる。パッケージのアップグレード中に確認せずにサービスを再起動しますか?』。 <Yes> を選択


↑ openssh-server 設定の確認。‘Keep the local version currently installed’ を選択


↑ Configuration file '/etc/lvm/lvm/conf' の確認。‘N’ を入力


↑ Configuration file '/etc/apt/sources.list.d/pve-enterprise.list' の確認。‘N’ を入力

アップグレードが終了したら、バージョンを調べます。

# pveversion

下記の表示になりました。

pve-manager/8.0.4/d258a813cfa6b390 (running kernel: 5.15.108-1-pve)

pve-manager のバージョンアップが確認できますが、kernel は上がっていません。これは再起動することで解決します。

この状態で、Proxmox VE をチェックしてみます。

# pve7to8 --full

結果は、

= SUMMARY =
TOTAL:    29
PASSED:   23
SKIPPED:  4
WARNINGS: 2
FAILURES: 0

WARNING が2件あります。その内容は、下記でした。

WARN: a suitable kernel (proxmox-kernel-6.2) is intalled, but an unsuitable (5.15.108-1-pve) is booted, missing reboot?!
WARN: systems seems to be upgraded but LXCFS is still running with FUSE 2 library, not yet rebooted?

これらは再起動することで、解消されます。

再起動後、再びバージョンを確認してみます。

# pveversion

今度は下記のように、kernel も更新されたバージョンが表示されています。

pve-manager/8.0.4/d258a813cfa6b390 (running kernel: 6.2.16-8-pve)

チェックスクリプト、

# pve7to8 --full

で確認すると、WARNING はゼロになっています。アップグレードが完了しました。


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2023/08/21

Failed to start networking.service

タイトルに書いたメッセージがブート時に表示されています。問題のシステムは、Whonix 16 gateway および Whonix 17 gateway です。


↑ 2行目に赤字の ’FAILED’ が表示

メッセージは、

Failed to start networking.service – Raise network interfaces.

ですが、ネットワークは機能しています。ブート時の表示に注意していないと、見逃してしまいます。

メッセージにある「networking.service」というサービスを調べてみました。

systemctl status networking.service

出力のスクリーンショットを添付します。


↑ 状態は、’failed’ でサービスが起動していません。

ifup: failed to bring up eth0
ifup: failed to bring up eth1

という表示がされていますが、eth0 と eth1 を介しての通信はできています。

サービスを定義している ’/lib/systemd/system/networking.service’ をみれば、なにかわかるかもしれません。内容を下記に示します。

[Unit]
Description=Raise network interfaces
Documentation=man:interfaces(5)
DefaultDependencies=no
Wants=network.target ifupdown-pre.service
After=local-fs.target network-pre.target apparmor.service systemd-sysctl.service systemd-modules-load.service ifupdown-pre.service
Before=network.target shutdown.target network-online.target
Conflicts=shutdown.target

[Install]
WantedBy=multi-user.target
WantedBy=network-online.target

[Service]
Type=oneshot
EnvironmentFile=-/etc/default/networking
ExecStart=/sbin/ifup -a --read-environment
ExecStart=-/sbin/sh -c 'if [ -f /run/network/restart-hotplug ]; then /sbin/ifup -a --read-environment --allow=hotplug; fi'
ExecStop=/sbin/ifdown -a --read-environment --exclude=lo
ExecStopPost=/usr/bin/touch /run/network/restart-hotplug
RemainAfterExit=true
TimeoutSartSec=5min

ifup に関係する記述は、2か所あります。

ExecStart=/sbin/ifup -a --read-environment
ExecStart=-/bin/sh -c 'if [ -f /run/network/restart-hotplug ]; then /sbin/ifup -a --read-environment --allow=hotplug; fi'

2行目にある、/run/network/restart-hotplug は、システム中に存在しています。こちらだけがあればよいように思えますが、片方だけにしても解決しません。

この2行を下記のように変えてみました。

ExecStart=-/sbin/ifup -a --read-environment
ExecStart=/bin/sh -c 'if [ -f /run/network/restart-hotplug ]; then /sbin/ifup -a --read-environment --allow=hotplug; fi'

わかりにくいですが、上の行で ’/sbin/ifup’ を ’-/sbin/ifup’ に変え、下の行で ‘-/bin/sh’ を ‘/bin/sh’ に変えました。

変更後のブートで、’Failed to start networking.service – Raise network interfaces’ の表示は現れません。サービスの状態を調べます。


↑ 状態は、’active’ です。

一応、サービスは起動しました。暫定的な処置ですが、これで様子をみます。


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